シニアの住み替えのトレンドは、 「ダウンサイジング」

シニア層で、子どもの独立などをきっかけに住み替えを考える人は少なくありません。そしてその多くが、現在の住居に比べて広さを狭くする「ダウンサイジング」を重視する傾向にあります。ダウンサイズによって、家計負担を軽減しつつ、暮らしの利便性を高めることができます。
今回は、一戸建てからコンパクトなマンションへの住み替えを中心に、老後の住まいについて紹介します。

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ダウンサイジングで家計支出を軽減

「一戸建て」から、必要十分なコンパクトサイズの「マンション」へ住み替えれば、様々な家計支出を減らすことができます。
例えば、光熱費。一般的にマンションは一戸建てより断熱性が高いため、冷暖房の効率が良く、電気の使用量などを抑えることができます。また、ダウンサイジングによって部屋が狭くなったり部屋数が少なくなったりするので、照明など日常的な光熱費全般の節約も。
そして、補償対象の面積が小さくなるので、火災・地震保険料が少なくなる可能性があります。さらに、鉄筋コンクリート造といったマンションは、木造戸建てに比べ保険料を抑えやすくなっています。



ダウンサイジングで暮らしの利便性UP

広い家は、「掃除する場所が多い」「庭や外回りの手入れが重荷」など、維持・管理にどうしても手間がかかります。ダウンサイジングにより住まいが小さくなると、掃除にかかる時間や手間が減るため、日常の負担が軽くなります。
さらに、マンションは基本的にワンフロアの間取りなので階段の上り下りもなく、トイレやキッチンなどの設備が近くなります。つまりその分、生活動線が短くなり生活しやすくなるのです。
広い家では「使わない部屋に物がたまりがち」ですが、スペースが限られたコンパクトなマンションなら、不要なものを手放すしかなく、その結果として生活空間がスッキリ……。物の管理がしやすくなり、探し物に時間を取られることが少なくなるかもしれません。


シニアが重視する環境:「整備された道路」「静かさ」

国土交通省住宅局がまとめた「令和5年住生活総合調査結果」によると、高齢者(単身・夫婦)が地域の環境に関して重要と考えているのは以下の通り。

・駅や商店街が近く、移動や買い物が便利にできること
・医療や介護サービスなどが受けやすいこと
・近隣の道路が安全で、歩きやすく整備されていること
・豊かな自然に囲まれていること、または静かであること

移動や買い物の便利さ、医療・介護サービスの受けやすさに加えて、「近隣の道路が整備されている」と「静かである」を重視する傾向が特徴的です。郊外のニュータウンなどは街路は歩きやすく整備され、緑が多く閑静なケースが多いです。つまりこの特徴に合致して理想的と言えそうです。ただし、バスやマイカーでしか買い物に行けない場所だと、バスの本数が減ったり廃線になったりした場合や、免許返納した後の生活が不便になる恐れがあります。買物施設や病院等の生活施設が身近に揃っているかも、確認しておくと安心です。

最後に

広い家を売って、手頃なマンションに移る「ダウンサイジング」。光熱費や保険料などの家計支出を軽減できるだけでなく生活動線がスムーズになるなど、暮らしの利便性も高まります。自宅の売却価格が購入価格を上回れば、その差額を老後資金に回すこともできます。「ダウンサイジング」は、ポイントを踏まえつつ、検討していくと良いでしょう。
株式会社日住サービス

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