不動産売却をする前にポイントを押さえておこう
不動産売却を失敗しないためには、押さえておきたいポイントがあります。
こちらの記事では、不動産を高く売るためのポイントや売却の際に知っておきたい注意点についてご紹介します。
不動産を高く売るためのポイント
不動産売却をする際に、大切にしたいのは何と言っても「高く売ること」。
より高く不動産を売るためには、このようなポイントに気を付けましょう。意見をはっきりと担当者に伝える
不動産会社には、自分の意見を明確に伝えるようにしましょう。
不動産会社によって、また担当者によっても考え方や売り方は違います。
早く売ることがあなたのためになると考え、値段を下げてでも早く売るようにしたいと考える担当者もいるでしょう。
あなたの目的が高く売ること、具体的には〇〇円が理想だとはっきりと伝えておくことで、担当者もその希望を叶えるために最善だとおもう働きをしてくれます。
周辺事例等を聞き、相場を理解したうえで希望の値段をしっかりと伝えれば、担当者と二人三脚でより高い価格で不動産を売ることができるでしょう。
売却の決断は落ち着いてタイミングを逃さないように
どうしても売り急がなければならない状況があるといった場合以外は、落ち着いてじっくりと動くようにしましょう。
仮に急がなければならない場合でも、なるべく落ち着いて行動するように心がけたほうが良いです。
売り急いでいる状況では、心も落ち着きを無くし平静な判断ができないことがあります。
それ以外にも、買主側に有利な価格交渉が進みやすくなってしまいます。
少なくとも売却を完了したい期日の半年ほど前に、不動産会社に依頼するようにしましょう。
ただし、じっくり考えすぎて決断が遅くなると売却価格が低くなるリスクがあります。
タイミングを逃さないように見極めましょう。
不動産の種類別にみる注意点
不動産には、大きく分けて一戸建て、マンション、土地の3種類があります。
種類ごとに注意点を見ていきましょう。
一戸建てを売却するときの注意点
一戸建てを売却するときは、事前に「住宅診断」をしておくとより安心です。
というのも、マンションであれば管理会社がマンション自体の管理をしていますが、一戸建ての管理は基本的には自分自身がしているもの。
自分でも把握していなかった問題が後から発覚しトラブルになることがありますので、住宅診断をしておくことでトラブル防止にも効果的です。なお、住宅診断を行った場合はその結果を明示する義務が生じます。
無料診断をしている不動産会社もありますので、事前によく確認しておきましょう。
マンションを売却するときの注意点
マンションの修繕積立金は値上がりすることがあります。
目安としては、だいたい5年周期で値上がりすることが多いようです。
修繕積立金が極端に値上がりすることで売却時の価格が値下がりしてしまう場合があります。
できる限り、修繕積立金が値上がりする前に売却することを意識しておきましょう。
土地を売却するときの注意点
土地を売却するときの注意点は、「隣地との境界を明確にする」「地積を測っておく」ということです。
通常、地積については登記簿に記載されていますが、代々所有されている土地などは登記簿と実際の状況が違うということもあります。
また、区画のきれいな分譲宅地でも1980年代以前のものになるとよく差異が生じます。
そのためほとんどの場合は土地家屋調査士に依頼して、測量をしたり境界確定の作業をする必要があります。
不動産会社任せにしない
不動産会社は不動産売却のプロです。
不動産を売ることに関しては、あなたよりも詳しく非常に頼れる存在です。
しかし、「あなたのもつ不動産をあなたがどうしたいか」について、あなた以上に知っている人はいません。
不動産会社に全て任せきりにすることで、不動産売却自体はすべて行ってもらうことができます。
ただ、あなた自身の希望をしっかりと伝えることができていなければ、売却価格はあなたの希望よりも安くなってしまうかもしれません。任せきりにせず、あなたの考えをしっかりと伝えておきましょう。
おわりに
不動産を売却するときには、信頼のできる会社・担当者を見つけ、二人三脚で動いていきましょう。
より高い値段でより早く売ることができるように、自分の考えをしっかりと担当者に伝え、お互いに同じゴールに向かうようにしましょう。株式会社日住サービス
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