マンション売却 買い手の需要に合う間取り

2021.10.17売却
Pocket

マンション売却について

マンション売却を検討されている方であれば、ぜひ「間取り」に注目して売却の方法を検討してください。

間取りには人気・不人気があります。

「では、人気の間取りでないと売却できない?」とお考えになるかと思いますが、一概にそうとは言えません。

買い手のニーズを把握しそれを満たせるような間取りであれば、スムーズに売却することも可能です。

今回はマンション売却に関して、それぞれの間取り別の需要をご紹介していきたいと思います。

 

【間取り別需要】1LDKの場合

1LDKは居室1つにリビング・ダイニング・キッチンがついたタイプの間取りです。

1LDKの間取りをもつマンションは、部屋のスペースは少な目ではあるものの、価格は安く抑えることが可能になります。

この間取りは、子どものいない夫婦・カップルや一人暮らしをゆったりと楽しみたい単身者などから人気を集めています。

床面積の大きさにもよりますが、リビング以外の部屋もあることから2人で住むことになっても比較的スペースをゆったりと使うことができます。

単身者層であれば利便性を重視する傾向が高く、駅近などアクセスが良好な物件は人気が集中します。

一方で、最寄り駅から徒歩20分以上かかる場所など利便性が良いとは言えない物件に関しては、その需要が低くなる傾向にあります。

 

1R・1K・1DKの場合は?

1R(ワンルーム)は居室にキッチンが付属しているタイプの間取りで、1Kは居室の外にキッチンがあるタイプの間取りです。

また1DKはダイニングキッチンが居室の外にあり、調理や食事する場所と寝室は別にしたいという人におすすめです。

これらは居室1つ、もしくはそれに加えてキッチンやダイニングスペースが付いている間取りであり、需要層としては単身者をターゲットにしています。

 

【間取り別需要】2LDKの場合

2LDK

2LDKは居室が2つあるのに加えて、リビング・ダイニング・キッチンが付いたタイプの間取りです。

この間取りは、子どもが独立した老夫婦や子どもを持たない夫婦、子どもが1人居る3人暮らしのファミリー層から人気を集めています。こういった方達は、周辺の環境や交通機関の使いやすさを重視している傾向にあるため物件の立地が駅近であったり、病院やスーパーなどの施設が充実していたりするとその人気も高くなります。

 

【間取り別需要】3LDKの場合

3LDKは居室が3つあるうえに、リビング・ダイニング・キッチンが付いたタイプの非常に人気のある間取りです。

部屋の数が多いという特徴があることから、3LDKは現在子どものいるファミリーや、今後子どもをもつ予定がある夫婦の間で人気を集めています。

学校や公園などの子どもに関連する場所が近くにある郊外のマンションは特に人気があります。

常に高い需要を誇っているため、買い手が見つかりやすく売却もスムーズである場合が多いです。

 

【間取り別需要】4LDKの場合

4LDK

4LDKは居室が4つあり、さらにリビング・ダイニング・キッチンが付いたタイプの間取りです。

一般的にここまで部屋数が多くなると「使わない部屋がある」「価格が高くなる」ということから少々売れにくくなると言われています。

しかし子どもの多いファミリー層に加えて、「仕事部屋・趣味部屋を別に作りたい」という方からの支持も増えてきています。

需要のある層に適したアピールポイントを考えておくと売却しやすくなるでしょう。

 

おわりに

今回はマンション売却に関して、それぞれの間取り別の需要をご紹介してきました。

自分が希望する金額でマンション売却するためには、その間取りに適した需要層を知ることが大切です。

間取りによって買い手となるターゲットは変わってくるため、自分のマンションがどういったターゲットに合っているのかをしっかりと見極めて、マンション売却を進めていくと良いでしょう。

タグ : マンション 売却 間取り 不動産売却 マンション売却 売る
The following two tabs change content below.
アバター

株式会社日住サービス

日住サービスは大阪・兵庫・京都の不動産探しのお手伝いをしている総合不動産企業です。不動産に関するあらゆるご相談を承っております。