分譲住宅のメリットとデメリットについて

2021.10.17一戸建て
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注文住宅

一戸建て住宅には「分譲住宅」という種類があります。

不動産会社がまとめて土地を購入・分割し、その土地に住宅を建てて販売するタイプの住宅が分譲住宅です。

比較的安い費用ですぐにマイホームが手に入る「分譲住宅」の購入を検討されている方もいるかと思います。

今回は、そんな分譲住宅のメリットトデメリットについてご紹介していきたいと思います。

 

分譲住宅のメリット

分譲住宅のメリット

分譲住宅のメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?

 

費用が安い

分譲住宅は建築会社がまとめて広い土地を購入し、分割して販売しています。

そのため、注文住宅に比べると安くて良い土地を購入することができるのです。

また住宅建物に必要となる設備・木材などを一括して仕入れることから、質の高いものを安く導入することが可能です。

また、住宅を購入する時の価格が変わりづらいという点もメリットの1つになります。

分譲住宅はもともとの建物仕様が決まっていることから、注文住宅のように設備や間取りに関して追加で注文し過ぎて予算が超えてしまうということもありません。

そのほか土地・住宅を一度に購入できるため、手続きなどの手間や時間も大幅に減らすことが可能です。

 

購入前に建物を確認することができる

注文住宅の購入では、事前に綿密な計画が行われていないと「完成した住宅がイメージしていたものと違った…」というギャップが生まれることがあります。

分譲住宅の場合、完成している建物を実際に見ることができるため、その住宅で暮らしているイメージが湧きやすく、安心して住宅を購入することができるでしょう。

 

比較的早く新居に住める

完成した一戸建て住宅を購入することから、契約してから入居するまでの間に変動が起こりにくく、スムーズに新居での生活を始められるというメリットがあります。

中には、家具や雑貨を住宅とセットで販売している場合もあるため、引越し直後であっても新生活を始めやすいでしょう。

入居日にはっきりとした希望がある場合、スケジュール通りに進みやすい分譲住宅がおすすめだと言えます。

 

分譲住宅のデメリット

分譲住宅のデメリット

分譲住宅には下記のようなデメリットもあります。

 

間取りや外装・内装を選べない

分譲住宅では、間取り・外装・内装・設備などを自由に選ぶことができないため、自分がイメージする「理想の住宅」を実現させたいという方にはデメリットとなるでしょう。

建設前や建設途中の段階であっても、分譲住宅を変更することは基本的にはできません。

住宅に関してのイメージや希望を強くもっている場合、分譲住宅では「理想通りの住宅」にすることは難しいと言えます。

 

施工会社があらかじめ決まっている

分譲住宅に住み始めてからのメンテナンスがあるかどうかで、その後の住み心地が左右されます。

そんな際でも、施工会社によるアフターフォローが充実していれば安心できます。

しかし分譲住宅は施工会社があらかじめ決まっていることから、後から自分で会社を変更することができません。

 

工事過程を見ることができない

分譲住宅は完成後の住宅を購入するため、住宅の建築過程を確認することができません。

そのため施工主が信頼のおける人であるかどうかという点も、分譲住宅購入において重要なポイントとなります。

 

おわりに

今回は、分譲住宅のメリットとデメリットについてご紹介しました。

分譲住宅は費用が安く、事前に完成された住宅を見て購入を検討することができるため安心感があります。

一方で、自由に住宅の間取り・設備を変更することはできないため、「理想の住宅」のイメージがある方にはあまりおすすめできません。

今回ご紹介した分譲住宅のメリットとデメリットを参考にしながら、夢のマイホーム選びを検討してみてください。

タグ : 一戸建て メリット 分譲住宅
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