マンションの買いかえは売却先行?購入先行?メリットや流れをご紹介

2020.08.27売却
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マンション売却

マンションを買いかえるときには、基本的に売却先行と購入先行から選択することになります

今回は、それぞれにどのようなメリットがあるのかと、マンション売却の際の流れについてご紹介します。

 

マンション売却の流れを理解しよう

マンションを売却する際には、まず売却計画を立てる必要があります。

売却は最長でも、いつまでに完了したいか。

金額は最低でも、いくらでは販売したいのか。

こういったことを決めておく必要があるのです。

おおまかに売却計画を立てた後は、不動産会社に査定依頼をします。

相場の確認をしながら、信頼できる担当者を探しましょう。

売却理由、希望金額、希望時期などの情報を伝え、売り出す条件を整えていきましょう。

マンションを売却するうえでよりよい方法があれば、担当者の方からアドバイスをしてくれます。

アドバイスに耳を貸しながら、マンション売却を進めていくと良いでしょう。

売却活動がはじまれば、内覧の希望が入ります。

内覧した方が物件を気に入り、申込みをすれば条件交渉になります。

希望が合致すれば契約成立です。

売買契約を結び、金額の振り込み、物件の引渡しとなります。

 

売却先行のメリット・デメリット

先売りのメリットデメリット

マンションの買いかえには、「売却先行」と「購入先行」があります。

売却先行とは何かというと、まず現在お住まいのマンションを売ってそれから新しいマンションを買うことです。

売却先行と購入先行とでは、段取りが大きく違うので、事前にそれぞれのメリット・デメリットを知ってどちらを選ぶのかを決めておくようにしましょう。

 

売却先行のメリット

売却先行のメリットは、マンション売却を急ぐ必要がないということでしょう。

まず、マンションを売りそれから購入するため、急いで売却しなくても二重にローンを払う必要はないのです。

また、買いかえにあたって無理のない資金計画を立てることができるという点もメリットです。

マンションを売却して得た資金と住宅ローンで借りる金額を足した予算で資金計画を立てることができるため、無理のない資金計画を実現することができるのです。

 

売却先行のデメリット

マンションを売った後、マンション購入までの期間の仮住まいが必要になることは、売却先行のデメリットです。

自己資金が十分になかったり、現在住宅ローンが多く残っていたりする場合、売却できるか不安な方に売却先行は向いていると言えます。

 

購入先行のメリット・デメリット

先買いのメリットデメリット

逆に購入先行は、まず次に住むマンションを購入してその後に現在お住まいのマンションを売却するという方法です。

 

購入先行のメリット

余裕をもって新しいマンションを探すことが可能になるのが、購入先行のメリットです。

まず買うことから始めるので、物件探しを急いでする必要はありません。

現在のマンションをいつ売りに出すのかも自由に決めることができます。

新しいマンションに荷物をすべて引っ越し、その後に売りに出すことができます。

そのため、内覧の際も、自分の生活空間を他の方に見せる必要はありません。

 

購入先行のデメリット

マンション売却を早めにしなければ余分な費用がかかってしまうことは、購入先行のデメリットです。

マンション売却が終わるまでの期間は、二重でローンを支払う必要があります。

また、売却先行と比べ、資金計画も立てづらいです。

 

購入先行は、自己資金に余裕のある方や住宅ローンの残高が少ない・完済している方、支払いに余裕のある方に向いた方法だと言えるでしょう。

ただし、不動産会社によっては買取り制度があります。

現在のお住まいを買取ってもらう方法を選べばこれらのデメリットは解消されます。

 

おわりに

マンション買いかえの「売却先行」と「購入先行」についてご説明しました。

売却先行と購入先行はそれぞれメリットとデメリットがあります。

自分にはどちらのやり方があっているのかを見定め、事前にどちらにするのかを決めておきましょう。

タグ : マンション 売却 先売り 先買い 不動産売却 売る 住宅ローン マンション購入 買い替え
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