建売住宅の特徴とは?注文住宅との違い

2021.09.26一戸建て
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建売住宅の特徴

マイホームを持つことになった場合は、賃貸物件のように気軽に住み替えることが難しくなります。

家の購入は一生の中でも一度あるかないかの買い物になるため、妥協して決めるわけにもいきません。

近年では比較的低額で時間や手間をかけずにマイホームが手に入る「建売住宅」が注目を集めています。

今回はそんな建売住宅の特徴やメリット、注文住宅との違いなどについてご紹介していきます。

 

建売住宅の特徴は?

土地・建物を一緒に購入することが可能な新築一戸建て住宅を「建売住宅」と言います。

建売住宅の種類には、「建物が完成した状態のもの」「建物が建築予定であるもの」の2種類があげられます。

まとめられた土地を区画分けし、似た仕様の住宅を複数棟建築して販売するのが一般的です。

不動産会社による建売住宅の大規模開発であれば、複数連なる一戸建て住宅の外観を統一させたうえ、それに合わせた道路が設計されるなど「美しい街並み」が形成される場合が多いです。

計画的な整備が行われることから、利便性が高い傾向にあります。

 

注文住宅との違いは何?

土地探しから始まり、住宅設計や建築を一から自由に行っていく住宅を「注文住宅」と言います。

注文住宅は建築基準法などの規則を守っていれば、外壁・間取り・内装・設備などを自由に決めることが可能になります。

また注文住宅の特徴として、「住宅完成までの道のりが長い」ということが挙げられます。

そのため完成した後は自分が手間をかけて建てたということで、住宅に対する愛着がより一層強くなるという人も多いです。

 

建売住宅のメリットとは?建売住宅のメリット

建設会社によってまとめて土地が購入され、複数の住宅を一度に建設していくことから、同じような住宅を注文住宅で建てた時と比較するとその価格の相場は安くなる傾向にあります。

土地と住宅を同時購入するため、複数の工程を省くことができ、短期間でマイホームを購入することが可能になります。

「時間・手間をできるだけかけたくない」という方にはおすすめだと言えるでしょう。

また、一般的に建売住宅は完成された住宅を購入します。

完成した住宅を直接自分の目で確認しながら検討することができるため、自分が住み始めた時のイメージを描きやすく、「思っていた住宅と違った」といったギャップも生まれません。

住宅に限らず街の景観も含めて計画的に建築されていることから、統一感のある美しい街並みになっている場合が多いです。

さらに、「利便性が高い土地」に建築されることが多いという点も建売住宅のメリットと言えるでしょう。

 

建売住宅にはデメリットもある

建売住宅のデメリット

すでに完成した住宅を購入するため安心感はありますが、その反面、住宅の自由度はそれほど高くありません。

住宅の間取りや設備以外に、壁紙が変更不可能である場合もあります。

施工会社や住宅に用いられる建材も決められているため、建売住宅では自分の意見・要望は反映させづらくなります。

ただ近頃の建売住宅では、そういった間取りや設備なども多くの人に受け入れられやすいものを取り入れている傾向にあります。

また完成している建売住宅は建築の過程を購入の際には見ることができないので、工事方法などを確認することができない点もデメリットだと言えるでしょう。

 

おわりに

今回は建売住宅の特徴やメリット、注文住宅との違いなどについてご紹介してきました。

「時間や手間をかけずに安く新築一戸建てを購入したい」という場合は、建売住宅がぴったりなのではないでしょうか?

すでに完成された建売住宅であれば、自分の目で確かめながら「その住宅で生活している様子」を想像しやすいため、「初めての住宅購入で正直住宅のイメージが湧かない」という方にも建売住宅はおすすめです。

注文住宅との違いも併せて確認し、どちらが「理想の住宅」に適しているのかをしっかりと考えていくことが大切です。

タグ : 一戸建て 注文住宅 違い 建売住宅
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