中古マンション購入 選び方のポイントとは?

2020.12.27マンション
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中古マンション購入の選び方

中古マンションの購入を検討するうえで、どのようなポイントに注意してマンションを選べばよいのか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

中古マンション選びでは、事前に条件をいくつか決めておくとスムーズに選ぶことができます。

今回は、中古マンションの購入時の選び方のポイントをご紹介します。

 

中古マンション購入の選び方① 予算

初めに世帯の総収入を考慮し、中古マンションの価格はどのくらいであれば購入可能になるのかを検討する必要があります。

中古マンションにかけられる予算によって選ぶことができる物件も変動するためです。

またローン返済の期間によって、いくら位の収入を保ち続けなければならないのかなど、現在の収支はもちろんのこと、将来の収支に関しても考えておくことが大切です。

お金の状況を正しく知っておきたいという方は、ファイナンシャルプランナーに相談してみるのも良いでしょう。

 

中古マンションをリフォームする時は?

中古マンション購入後にリフォームを行うという方は、物件の購入だけでなくリフォーム費用も含めた全体の予算を考える必要があります。

リフォームの程度にもよりますが、基本的に3LDKのお部屋で200~300万円程度が必要と考えるとよいでしょう。

水回りのリフォームが必要である場合は、更にその費用がかさむ場合が多いので注意が必要です。

 

中古マンション購入の選び方② 立地

マンションの立地

希望する立地条件をできる限り明確にしておくと、中古マンション選びがスムーズに進むでしょう。

立地条件としてよく挙げられるのが、実家との距離・職場までの距離・子育て環境が整っているかなどです。

立地のイメージが具体的であればあるほど、マンションの候補も絞りやすくなります。

そういった条件で考えると、馴染みのある土地を選ぶ方がその立地のイメージもしやすいため、物件が絞りやすくなるでしょう。

 

立地が馴染みのない土地の場合

馴染みのない土地を選ぶという場合、実際にその土地に足を運んで雰囲気を見てみるとよいでしょう。

平日や休日の昼間と夜間の雰囲気をそれぞれ確認できると、なお安心でしょう。

足を運んで実際に見てみることで思っていたよりも雰囲気が良くなかったり、逆に生活しやすそうな雰囲気だと感じたり、ギャップがある可能性もあります。

そのエリアの土地で生活している様子を想像しつつ街を散策することで、思いもよらぬ発見をすることもあります。

 

中古マンション購入の選び方③ 築年数

マンションの築年数

中古マンション購入の際におすすめする築年数としては、築20年以上経っている中古マンションです。

築年数が古くなるにつれて建物価格は安くなっていき、築20~25年前後で最も低い価格相場となるのです。

価格変動は築20年を迎えると緩やかになります。

そのため将来的に売却することになっても価値が大きく下がることなく値崩れを防ぐことができるでしょう。

また立地条件の良い物件は、築年数が古いほど種類も豊富にあることが多いです。

商業施設や住宅ですでに埋まってしまいがちな駅前・都心付近の土地は、新しいマンションを建設する土地があまり無いため、既存物件から選ぶことが多くなります。

 

築年数が古い物件の耐震性は?

築年数が古い物件の耐震基準は、現在の耐震基準と異なることが多いです。

「新耐震基準」は1981年6月に適用されましたので、それ以前に建設された建物の耐震性に関しては少し注意が必要です。

購入前にはいつ頃建設されたマンションなのか確認し、同年代の建物の特徴を把握しておくと安心でしょう。

おわりに

中古マンション購入に関する選び方ポイントをご紹介しました。

近年、購入価格の安さもあり、希望する土地に比較的住みやすくなることから、中古マンションの人気が高まりつつあります。

しかし中古マンションを購入する際には、予算や立地などさまざまな面を確認しておく必要があります。

実際に足を運んで見に行ってみるなど、慎重なマンション選びをすることが大切でしょう。

タグ : マンション 中古 購入 選び方 中古マンション 住宅ローン マンション購入
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