一戸建てからマンションへ住みかえるメリットと注意点とは？

2020.09.17マンション

快適に暮らしていくためには、ライフステージの変化に応じて住まいの形を変えていくことも重要です。

今まで住んでいた一戸建てからマンションに住みかえるということも、そういったライフステージの変化に対応する選択肢の一つです。

その際のメリットと注意点について見ていきましょう。

 

一戸建てからマンションへ住みかえることのメリット

一戸建てからマンションに住みかえることには多くのメリットがあります。

具体的にはどのようなメリットがあるのか。

見ていきましょう。

 

メリット1　立地や環境

マンションの立地は、一戸建てよりも良いことが多いです。

マンションは、基本的に利便性の高い地域、駅から近い距離などに建てられることが多いです。

たとえば、子育てが終わり、車も手放したシニア世代の方。

もともとは、育児を中心において選んだ住環境。

ただ、ライフステージの変化により、もともとの住環境のメリットが薄くなることがあります。

そういった方にとっては、生活のために必要な環境が身近に整っているマンションの立地が魅力的になることもあるでしょう。

 

メリット2　構造面

マンションは集合住宅であるため、一戸建てよりも構造面で優れていることがあります。

気密性や耐熱性、防音性や耐震性、などの様々な面でより安心して暮らすことができます。

 

メリット3　設備面

「メリット2　構造面」と同じく、集合住宅であるため、マンションは設備面でもメリットがあることが多いです。

 

・エントランス部にオートロックがついている

・敷地内に監視カメラがある

・利用者が使うことのできる宅配ボックスがある

その他にも、ディスポーザー（生ごみ処理機）がついていたり、浴室暖房がついていたりすることもあります。

こういった設備面による生活利便性の高さは、生活するうえでの魅力の一つです。

 

 

メリット4　間取りや広さ

一戸建てでは、二階建て以上であることが多くあります。

また、子ども部屋を用意していることも多いのではないでしょうか？

上で述べたようなライフステージの変化があった場合、以前ほどの広さが不要になることもあるでしょう。

また、二階以上に上がることが億劫になり、階段の上り下りをしなくてもよい構造の物件のほうが、利便性が高いと感じるようになるかもしれません。

そういった場合、間取りや広さの面でも、一戸建てから住みかえをすることのメリットがあると言えるでしょう。

 

メリット5　セキュリティ

セキュリティの向上は、マンションへの住みかえをする一番のメリットと言ってもいいかも知れません。

建物自体のオートロック。

多くの住人が住んでいるということ。

監視カメラ。

管理人が常駐しているというマンションもあります。

住居が高階層にあれば、一階から侵入することのできる一戸建てよりも侵入されにくいと言えます。

これら、セキュリティ面に優れていることは、一戸建てからマンションに住みかえることの大きなメリットです。

一戸建てからマンションに住みかえる際の注意点

一戸建てからマンションに住みかえる際に、注意しなければならない点が大きく2つあります。

 

修繕積立金や管理費、駐車場代がかかる

固定資産税などに関して、同じ街に引っ越す場合であれば戸建てと大きく変わることはありません。

ただし、マンションは修繕積立金・管理費・駐車場などの戸建てにはなかった費用が毎月かかります。

物件にもよりますが、駐車場も含めると1ヶ月につき3～4万円は必要です。上記のコスト面も踏まえて総金額を計算してみてください。

 

マンションのルールである管理規約に拘束される

マンションでは、同じ建物に多くの世帯が生活を送っているため、住む際にはさまざまなルールを守らなければなりません。

こういったルールは「管理規約」と呼ばれ、ペットの飼育、駐車場・駐輪場の使用、理事会について等があります。一戸建ては全て自由にできますが、マンション生活はそうはいきません。

戸建てからの住みかえ前には、管理規約をよく確認しておくことが大切です。

 

おわりに

一戸建てからマンションに住みかえることには、このように多くのメリットがあるのです。

しかし、同様に注意点もありますので、しっかりと注意点を意識して住みかえを行うようにすると良いでしょう。

 

タグ : マンション 一戸建て メリット 住みかえ