子育てファミリーの家探しで優先したいポイントは?~一戸建て編

2022.11.11一戸建て
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子育てファミリー

例えば、〝駅に近くて、近隣にオシャレなバーやジム、夜遅くまで営業しているスーパーがある〟ような物件。この条件なら便利で楽しそう、ここでいいじゃない?!ひとり暮らしや、カップルなら、そのまま突き進むのもありだけど、子育てファミリーの家探しは、こうはいきません。子どもの遊び場が近くにある、通学路が安心であるなど、ほかに優先して考えたいことがいっぱいあります。

間取りは、家族がコミュニケーションをとりやすいかどうか、を最優先!リビングに生活動線が集まるような間取りなら、自然と会話が増えます。リビング階段や吹抜リビングもいいですね。でもデザイン次第では転落の危険性も。

今回は、子育てファミリーがマイホームを決める時、優先して考えた方がよいポイントについて考えます。

 

公園や保育園、小学校は近くにあるにこしたことはない?!

公園

子育てファミリーの家探しで、一番重視したいのが「周辺環境」です。

近隣に公園があるかどうかは、大切なチェックポイント。公園は、子どもたちの遊び場になるだけではなく、親同士が交流する場所にもなります。同じくらいの年齢の子どもが遊びに来ているかどうかも、確かめておきましょう。

幼保施設の充実や、待機児童の数も気になるところ。悪天候の日の送り迎えのことを考えれば、その幼保施設が近くにあるかどうかも重要です。

小学校も安全性や防犯面から、近くにあった方が安心です。道路の見通しのよさや、街灯のあるなしも大事。通学路や家の近くに横断歩道のない車道や、交通量の多い幹線道路があると、子どもには危険な場所になるかもしれません。

 

電車・バス通学の利便性と交通費負担も考えておく

生活施設

一般的に、駅近の物件は高く、駅から離れれば離れるほど、物件価格は抑えられます。リモートワークが増え、電車通勤が減ったことで、駅近にこだわる必要がなくなった人も多いかもしれません。だからといって、駅から遠いだけでなく、バス本数も少なく、駅に出るのに不便な場所を選ぶのは、考え直した方がいいかも。

子どもが中学校、高校に進学すれば、通学にバスや電車を利用する可能性が出てきます。駅までの距離だけでなく、電車やバスの本数、乗り換えの手間なども含めて、通学にかかる時間や、交通費の負担も考えておきましょう。

また、駅に近くても、居酒屋や歓楽街を通り抜けないと駅から家に帰れないというのも困るし、逆に、人通りが少ない暗がりの道も心配。街灯があり、ある程度の人通りもあって、夜道を明るく照らしてくれるようなら安心です。

 

生活レベルにあった買物施設や、医療機関が身近にあれば安心

生活施設

スーパーや病院など、生活施設が近くにあるかどうかも気にかけたいポイント。子どもが幼いうちは、何かとお医者さんのお世話になることが多いもの。家のすぐ近くに、小児科や内科などの医療機関があれば安心です。

買物施設も近くにあれば、もちろん便利。でも、食べ盛りの子どもがいる家庭の場合、ブランド野菜や、料亭監修の総菜などを扱う高級スーパーがいくら近くにあっても、利用しにくくなります。ここはやはり、日常的に使いやすいスーパーやコンビニがあるかどうか、は大事なポイント。

フレンチのミシュラン店よりファミリーで気軽に入れる飲食店、オシャレなバーよりパン屋さんやケーキ屋さんというように、生活水準にあったお店、子どものいる暮らしに合ったお店が、周辺に整っていれば良いですね。

 

家族間のコミュニケーションが増える間取りを優先

家族のコミュニケーション

子育てファミリーが大事にしたいのは、家族間のコミュニケーション。それなら、リビングに生活動線が集まる間取りがおススメです。帰宅の際、リビングを通らないと子ども部屋に戻れない間取りなら、「おかえり」「ただいま」の機会を逃しません。

また、「リビング階段」があれば、上り下りのたびにリビングにいる家族と顔を合わせることになり、自然な会話が増えます。リビングが吹抜けになっていれば、上下に階が分かれてもお互いの気配が伝わって安心です。

キッチンからリビングを見渡せる「対面式キッチン」なら、料理をしながら、子どもが遊ぶ様子を見守ったり、おしゃべりを楽しんだりできます。ダイニングやリビングに子どもの勉強スペースを設けるのも良いでしょう。

 

オシャレ空間が子どもには危険な場所に?

リビング階段

リビング階段や吹抜けがあれば、コミュニケーションが増えるだけでなく、開放感やオシャレ感もアップ!

でも、デザイン次第で危険な場所になる可能性があります。階段が、蹴込み板のない「スケルトン階段」なら、段板の隙間や手すりの支柱間から転落するかもしれないし、吹抜けの手すりや腰壁が低いと身を乗り出した時に落下するかもしれません。

子どもが幼いうちは、階段の支柱や手すりの間隔を狭くしたり、隙間の全面を覆うパネル付きの手すりを設置したりするなど、一時的に転落を防ぐ工夫を考えましょう。

 

資金計画は、将来重くのしかかる教育費を念頭に

資金計画

予算ギリギリで、または多少オーバーしてもいいか、と余裕のない資金計画を立てるのは危険です。土地や家屋を所有すれば、「固定資産税」や「都市計画税」などを納めなければなりません。

将来、内装・外装・設備の補修・メンテナンスを施す必要も生じます。外壁は、10~15年ごとに塗装を行います。(コラム「マイホームの寿命はメンテナンス次第!」参照)

浴室やトイレなどの水回り設備も15年ほどで更新が必要です。これらのメンテナンスには、まとまったお金がかかります。子どもに教育費がかかる時期と重なれば、家計は厳しくなります。その辺の見通しを立てておくことも大事なポイントです。

 

最後に

子育て支援

 

子育てファミリーの家探しで優先したいのは、安心して子育てできる環境と間取り。そして将来の教育費の負担を念頭においた、余裕のある資金計画。子育て支援に手厚い自治体が増えています。そういった場所で家を選ぶのも、賢い手段のひとつといえそうです。

タグ : 注意 一戸建て 購入 住みかえ 間取り 教育 子育て支援 家探しの優先順位
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