知っておきたい土地売却の流れをご紹介

2020.09.17売却
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現在所有している土地を売却するにはどういった流れで行うのでしょうか?

土地売却を行う際の流れについて見ていきましょう。

土地売却を行う際の流れ

1.事前の情報収集

土地を売却することを検討している場合、まずはその土地に関する情報を集めましょう。

自分が今現在住んでいる土地を売却する場合には、調べなくても知っているような内容も多いです。

ただ、売却するにあたって必要なその土地の情報を詳しくは知らないということも少なくないのです。

相続した土地を売却する際などがわかりやすい事例だと言えるでしょう。

周辺環境や最寄り駅までの時間、更地なのかそれとも家が建っているのか。

そういったポイントを整理しておく必要があります。

 

2.資料や書類の準備

次に、土地売却をすることが確定していれば、売却時に必要になる資料や書類を準備しておくと良いでしょう。

住民票や印鑑証明書、登記済権利書、固定資産税納税通知書、本人確認資料などを準備しておきましょう。

住民票や印鑑証明書などは、売買契約の時点で発行されてから3ヵ月以内のものが必要になります。

そのため、あまり早く用意しすぎると売買契約時に使用できない場合があります。

契約のタイミングに合わせて用意するように気を付けておきましょう。

また、購入時の契約書や地盤調査報告書などの書類もあれば、併せて用意しておくようにするとより良いでしょう。

 

3.土地を不動産会社に査定してもらう

以上の準備が整えば、次は「不動産会社への査定依頼」です。

多くの不動産会社では、ホームページから無料の簡易査定を受付ています。

面積や土地の住所など必要情報を伝え、複数の会社で相見積もりを取りましょう。

簡易査定後は、そのときの対応や提示価格などを参考に、依頼したいと思える会社を絞りましょう。

その会社に、今度は訪問査定の依頼をします。

実際に現地を訪問してもらい、より正確に金額を査定してもらうのです。

訪問査定の際には、周辺環境や日照などの条件、土地が面している道路の状況や境界線、水道やガスなどの配管状況について、調査されます。

 

4.隣接地との境界を確認する

土地売却時には、隣接地との境界を明確にしておかなければいけません。

境界確認書・地積測量図などを用意しておきましょう。

書類を用意する際には、実際の土地にも境界標があるかどうかも併せて確認しておくと良いでしょう。

場合によっては、書類がなく境界標もないということがあります。

そういった境界が明確でない場合には、不動産会社からアドバイスを受け、土地家屋調査士に設置や作成を依頼するようにしましょう。

この手続きには、費用も期間もかかります。

費用で数十万円、期間で数ヵ月ほどかかることも少なくないため、事前に知っておくと良いでしょう。

 

5.不動産会社と媒介契約を締結する

訪問査定が終わり、おおよそ一週間以内に、査定価格がでてきます。

査定価格を確認の上、不動産会社との媒介契約を結びましょう。

媒介契約には、

・専属専任媒介契約

・専任媒介契約

・一般媒介契約

の3種類があります。

 

それぞれにルールが異なりますので、不動産会社からの説明を受け、どの種類の契約をするのかを決めましょう。

 

6.売り出し価格の決定・売却開始

売り出し価格を決定し、媒介契約を結べば実際に売却活動を開始することになります。

あまりに安くても損してしまいますし、高くて売れなくても意味がありません。

不動産会社と相談しながら、適正かつより高い価格で売ることができるように調整しましょう。

 

7.売買契約・引き渡し

購入希望者との間で条件が合致すれば申込成立です。もし、希望条件と合わない場合、不動産会社が調整に入ります。その後、売買契約を結び土地を引き渡すことになります。

契約に必要な書類は不動産会社が用意してくれますが、内容に問題がないかしっかりと目を通したうえで契約を結ぶようにしましょう。

 

おわりに

土地売却の流れを、情報収集から引渡しに至るまで順を追ってご説明しました。

土地売却をスムーズに行う上で、流れを知っておくことは重要です。

タグ : 売却 不動産 土地 不動産売却
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